■関西を中心に活動するロックバンドHER(ハー)ウェブサイト


2015年05月6日

様式美

こんにちは、クワノです。

1/30, 3/28, 5/5 と1ヶ月半に1回ぐらいのペースでここまでライブハウスのブッキングライブに出させていただいた。
ライブハウス関係者の方々、対バンの方々、そして何よりも観に来てくださった皆様には感謝の念に尽きない。

今のところ、初期衝動とマンネリ嫌いと消去法でしか方向性を保てない我々だけれど、
前よりは何かしらライブの度に曲作りの度に思うことは増えている。
ラーメン屋カレー屋王将で食無双を相変わらず繰り広げながらも、
日々の愚痴と猥談に負けないぐらい我々の音楽に関する話題が多くなってきている今日この頃。

思い散らしていることがどんどん研ぎ澄まされていけばいいな。
つまらないくだらない辛いもう嫌だおっぱいって言いながら日常のゴミを集めて爆発させるバンド。
未来永劫食無双猥談無双できればいいな。

見ている人は見ているよ、という言葉を頂いた。
また、HERの音楽について批評し激励してくれる言葉を頂いた。
心のスイッチと自己評価が下手クソな我々にとってはこの上なくありがたい。
我々らしいものを追求していこうと思う。

最後に、ちらっとリクエストがあったので、歌詞を掲載する。
泣き言・ぼくらはどこへゆく・こころ・ゆらゆら・オーバーの5曲。
暗けりゃいいってもんじゃない、希望もなくちゃ。でも、ムラカミの言葉を借りれば、
1人にしてほしい時に目の前でバーベキューを始められてしまったような気分にはならないこと請け合い。

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泣き言

風が変わり始めていたって
刺さった棘が流れていかないの
今日一日をしのげたからって
明日もしのげるだなんて

心は辛いな
辛いことが辛いな
心は辛いな

大した理由がつけられないから
不器用は黙るしかないんだ
少しは人の言うことを聞かないで
晒されるばかりが能じゃないぜ

そうだろう、なぁ、君も
分かっているさ、君も
そうだろうな

人間臭いのがいいって言うから
泣き言を言ってみようと思った
前ばかりを向ける訳じゃないが
少しは人間でいようと思った

愛せよ、人を
愛する人を愛せよ
愛するよ、人を

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ぼくらはどこへゆく

ぼくらはどこへゆく
きみの手を握って
ぼくらはどこへゆく
きみの手を握ったままで

愛する誰かを愛するように
だから歌うんだ
それがいいから いいと思うから

今でも覚えているかな
僕は覚えてはいないよ
でも忘れてはいないよ
消したくはないから

夜の風に負けないように
だから歌うんだ
今日の疲れを忘れるように

忘れるように

素直になれやしない
分からないことばかり
不安さ不安さ不安さ

その手をつないで
なんでもないようなことが
その手を離れて
不安さ不安さ
忘れないように消えないように
だからいつか

ぼくらはどこへゆく
君の手を離して
ぼくらはどこへゆく
君とまた手をつないで

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こころ

最後にあの子をみたのは 手を振ったあとのうしろ姿
泣いていたのかな 笑っていたのかな どんな顔をしていたのかな

めぐる 季節は めぐる でも君が好きだよ
ゆれる こころは ゆれる でも君を見てるよ

ベイベー あいつのギターが歌っていたのは とってもスロー・ロックンロール・ミュージック
海の見える寂れたライブハウスで 涙がとまらなくなったよ

こころが重なりあうとき
だれかの気持ちに気づくとき
たまらなく愛おしくなるとき
こころが熱くなるとき

何年も前の知り合いが それっきりになってしまったって
電話の向こうのその声は ふるえていたんだ

うまくは行かないことばかり 楽しくないことも増えるし
息が詰まってしまうときもあるし でも楽しいこともあるよ

こころが重なりあうとき
たまらなくつらくなるとき
だれかの気持ちに気づくとき
こころが熱くなるとき

人知れないよ そういうものだけど
知りたいと思うよ そういうものだから

そのうち肩をならべて
笑い合えたならいいな
ぼくの きみの 気持ちも こころも
わかっているよって言いながら

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ゆらゆら

何を思ってゆらゆらゆれる
視界をどうかしている心象風景
日常と非日常のすきまに
身を潜めている

モノクロームじゃ分解能が足りないか?
…極彩色は視細胞を騙すのだ

そうさ薄目を開いて恐るることはありやしない
一寸先の眠気が手招きしているさ

顔のないあの子の
ニヤけた口元が気になる
手を伸ばすも気づけば いつだろう
移ろう旅情は無情

「考えるのではない、感じるのだ」
天才的な思想でかわすのだ

吐き出したもんが 街の明かりを包んで光る
頭の中のアレコレを描き出すように
そこで舞っている 煩悩は泡のよう
そこに立っているのは いつかの無能

ため息の世界は枯れやしない
雨降る街も消えやしないが

ゆらゆれている

この視界を
分裂しそうな 視界を
吐き出した無能を 無情を 日常を
何を知って ゆらゆら

どうかしている

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オーバー

身をかわして青い景色を切って
アイツの街と知って心ゆく

目を開いて 閉じて 姿を知った
アイツはひそかに息をしていた

気がつけば眠くないから
夜を越えていた

なびく髪の影は 季節と共に駆け抜けていく
終わらないよって 笑いながら
夜の風がぼくらを吹き抜けていく
今日も明日も迷わず吹き抜けてく

ヘッドフォンの漏らしたシンバルが
ぼくらの世界をすこしだけ止めた

思い出せなくなった頃に
時が流れだして

過ぎていく寂しさは 行き交う景色とともにある
また巡るよって なだめながら
まだ、そこで、見ていないものがあって
ただ、そこで、見てみたいものがあって